米沢の上杉博物館で五虎退が、鶴岡の致道博物館で信濃藤四郎が展示されるということで、両方行くことにしました。同じ山形県内といっても、とても離れているので日帰りで両方行くのは無理だったため米沢で一泊しました。というより一か月前だと米沢しか空いておらず、しかも米沢もホテルはほとんど埋まっていました。

《行った場所》
○致道博物館
 鶴ケ岡城の三の丸があった場所にいろいろな建物が移築されて博物館になっています。建物も展示内容もバラエティにとんでいました。
主な刀剣
・短刀 銘 吉光(名物 信濃藤四郎重要文化財
・刀 折返銘 備州長船住元重 金象嵌銘以下略(号 見返元重) 重要文化財、㈱ブレストシーブ蔵
・太刀 無銘 伝為遠 重要刀剣
・太刀 銘 一 備前国□□住人佐兵衛尉助次 延慶三年三月日 金象嵌銘 袖の雪 重要刀剣
・槍 銘 三条吉広(号 瓶通し

○鶴岡公園・荘内神社
致道博物館にある鶴ケ岡城跡の公園に行ってきました。お濠の名残が残っているだけでほとんどお城の跡はありません。周りは坂もないので完全な平城だったようです。

○鮨 よし遊
米沢へ移動して夕食は泥足プロジェクトに載っているよし遊さんに行きました。予約しないで行ったらギリギリ入れてもらえたのですが、すぐ満席になっていました。五虎退メニューを注文する人だけでカウンターにいたのですが埋まったのは初めてだったそうです。まだ2週目だったのでみなさん来る前だったのでしょう。あの後どうだったのか気になります。お寿司はすごくおいしくて、お店の方もとても気さくで楽しい時間を過ごせました。

○上杉神社・稽照殿
米沢の最初は上杉神社から始めました。本殿がずいぶん簡素だなと思いましたが、この後米沢の歴史を勉強したら納得がいきます。稽照殿は見応えがあってよかったです。
主な刀剣
・薙刀 無銘 伝則包 重要文化財
・太刀 銘 国宗 重要美術品
・剣 無銘 瓜実御剣 安則作

○上杉家御廟所
自転車をレンタルして回りました。受付のおじさんにお話をいろいろと聞くことができましたが、大木の維持は大変だということがよくわかりました。また、入口のところで休憩所ということで玉こんにゃくなどを無料でいただきました。とてもおいしかったです。

○林泉寺
上杉家の女性のお墓です。本堂の中も見学することができ、説明もしていただけます。こちらも住職さんがとても良い方でした。

○鷹山堂
五虎退をイメージしたどら焼きをいただきました。甘さ控えめでとてもおいしかったです。刀型のナイフも売っていたので買いました。

○上杉博物館
今回の旅行のメインです。人はそこそこといった感じで混雑はしていませんでした。明るく広々としていて、市民のための開かれた博物館といった施設でした。上杉家の歴史について一から学んできました。鷹山公の紹介シアターも見ましたが、鷹山公がについてよくわかる映像でした。
主な刀剣
・短刀 銘 吉光(名物 五虎退)個人蔵

○宮坂考古館
個人経営の博物館ですが、甲冑を中心に米沢ゆかりのものが多数展示されています。ここにも刀が展示されていた気がするのですが、残念ながら記録がみつかりませんでした。

○めーちゃん食堂
2日目の夕飯は、泥足プロジェクトに載っていた義経焼のお店に行きました。老舗で某方曰く他のお店で許されないことも、ここがやったといえば問題ないとのことです。いったいどういう意味なんでしょうね。一階が精肉店で、2階が食べられるようになっています。夜は予約で満席のようで、17時までならOKということだったので、新幹線までの時間で食べられました。羊肉はなかなか食べないので新鮮でしたが、国産肉はやっぱりおいしかったです。


《感想》
 同じ山形県ということで、最初は移動をなめていましたが、調べれば調べるほど大変だとわかりました。電車の本数が少ない電車同士の乗り換えなので、待ち時間が1時間を超えないよう念入りに調べて行きました。本当は時間があったら山形市に寄ってから米沢に行きたかったのですが、行きたい博物館がやっている時間に着けなさそうだったので、今回は諦めました。途中電車で最上川の横を通りましたが、大型の台風が過ぎたあとだけあって山の近くではものすごい濁流でした。しかし米沢のほうは水量が多いだけできれいでよかったです。


《今回の刀剣》
 今回はやはり五虎退です。前日に見た信濃藤四郎とそっくりな印象を受けました。作者が同じなので当たり前なのかもしれないですが、両方とも同じような護摩箸がはいっているからでしょう。少しだけ五虎退のほうが小さいそうです。たまたまですがこの2口を合わせて見られてよかったです。