上杉家の刀剣展示の埼玉会場に行ってきました。埼玉は前期と後期で展示内容が変わりますが、後期と静岡の三島会場での展示は重複しているものが多かったので、前期のうちに行ってきました。

《行った場所》
○埼玉県立歴史と民族の博物館
 2年前の同じ時期に謙信景光を見に行って以来です。上杉家ゆかりの品々の展示だったので、今まで見てきたものもありましたが、刀剣は数が多く豪華な展示で、見たことのない刀も思っていたより多かったので楽しく見られました。
主な刀剣
・大太刀 無銘 元重 重要文化財、上杉神社蔵
・長巻 無銘 片山一文字 重要文化財、上杉神社蔵
・太刀 銘 国綱 米沢市上杉博物館蔵
・三鈷柄剣 宮坂考古館蔵
・太刀 銘 吉家作 個人蔵
・太刀 銘 弘□ 重要文化財、東京国立博物館蔵
・脇指 銘 相模国住人広光 康安二年十月日(号 火車切重要美術品、佐野美術館蔵
・太刀 銘 豊後国行平作 重要文化財、佐野美術館蔵
・太刀 銘 長谷部国信(号 からかしわ)重要美術品、個人蔵
・大太刀 銘 越後国住行光作 天文二十三年二月吉日 上杉神社蔵
・刀 無銘 正宗(名物 大柿正宗)個人蔵
・太刀 無銘 国宗 重要美術品、林原美術館蔵
・太刀 銘 備州長船兼光 延文三年二月日 重要文化財、個人蔵
・太刀 銘 則包 個人蔵
・短刀 銘 安則(号 瓜実安則)個人蔵
・太刀 銘 長船 長光文永十一年十月廿五日(号 高瀬長光重要美術品、米沢市上杉博物館蔵
・短刀 銘 来国次 ㈱ブレストシーブ蔵
・刀 無銘 行光 個人蔵
・脇指 無銘 大進房 個人蔵
・刀 切付銘 備州長船兼光 大町甚右門尉磨上之 嘉吉二年八月日 中心有之(号 大町兼光重要美術品、個人蔵
・短刀 銘 備州長船住兼光 正慶元年十一月日 重要美術品、個人蔵
・太刀 銘 備前国長船住光長 建武五年八月日 重要美術品、個人蔵
・太刀 銘 長光 個人蔵
・短刀 銘 吉光(号 五虎退重要美術品、個人蔵


《感想》
 謙信景光の写は受付すぐの展示室前にあるので写真撮影もできます。今年は他の施設に貸し出しましたが、通常は毎年この時期にここで展示しているので、定期的に必ず見られるのはやはり良いなと思います。
 展示は解説が多く、そこまで混雑していないのもあってじっくり見ることができます。上杉家の流れに合わせて展示がしてあるのでわかりやすくてよかったです。刀剣台帳もたくさん展示していて、知っているものが見つかるとうれしくなります。
 常設展示では、国宝の景光景政の太刀が見られます。以前紹介したので省略しましたが、裏からも見られるので長い銘をじっくり見ると楽しいと思います。


《今回の一振》
 ブレストシーブ所蔵の来国次の短刀です。おそらく初めて見ました。肌のきれいさや直刃がとても好みの短刀です。埼玉会場でしか展示をしないようなので、次いつ見られるかわからないと思い、よく目に焼き付けておきました。来国次はそんなに多くはないのですが、名物や号もなく文化財登録もされていないと、次に見つけるのが大変になるのが残念だなと思います。