高松に行くことになり、にっかり青江の展示期間がかぶっていたので、2年ぶりに丸亀を訪れました。今回も丸亀市とのコラボを行っていて大変盛り上がっていました。9月16日~10月1日までと短い期間だったので行くことができてよかったです。

《行った場所》
○石川うどん
 コラボの一環として、ニッカリスペシャルというてんぷらうどんセットを提供しています。たまたま開店時間の少し前で、観光案内所の方にオススメされたので行ってみました。開店直後からたくさん人が訪れてすぐに満席になっていました。運良くすぐに入って食べられたのでよかったです。うどんもてんぷらもおいしいのですが、コラボで付く海苔がうどんにとてもあっておいしかったです。普段でも食べたいと思いました。

○丸亀城
 お土産屋で販売している描きおろしイラストを使ったクリアファイルは売り切れていましたが、それ以外はまだありました。ポスターが箔押しなのがすごいです。
 丸亀城の入口では缶バッジを配布していました。行楽日和だったのでコラボ関係なく訪れている人も多くて賑わっていました。

○丸亀市資料館
 館内の展示数は多くないですが、ゆっくりと案内しているので長蛇の列になっていて驚きました。刀身が印刷されているチケットと拵が印刷されたチケットホルダーが、展示向きの関係で拵に納まるようにならないのが惜しいなと思いました。にっかり以外の青江派の刀も見られましたが、どれもとてもきれいに手入れされていてよかったです。
主な刀剣
・小太刀 銘 助次
・刀 無銘 伝恒次 重要刀剣
・刀 無銘 青江
・脇指 金象嵌銘 羽柴五郎左衛門尉長(名物 ニッカリ青江重要美術品



○金刀比羅宮宝物館
 初めて琴平に行きました。石段数は多いですが途中までお店が立ち並んでいたり、足場がとてもしっかりしているので、そこまで大変には感じませんでした。この日は石段マラソンが開催されていて、幅広い年齢層の方が参加されていました。
 宝物館は建物が歴史建造物になっていてとても良い雰囲気でした。展示物についての解説は少な目ですが、三十六歌仙の展示について詳しい解説がいただけてとてもよかったです。刀剣はたくさん所持しているようですが、今回は2振りだけでした。刀剣の企画展を開催したこともあるようなので、また見られたらいいなと思いました。
主な刀剣
・刀 銘 肥前国忠吉
・槍 無銘



《感想》
 2日間で丸亀・高松・琴平をまわったのでかなりタイトなスケジュールになりました。電車の本数も決して少なくはないのですが、たくさん周る旅行ではその微妙な調整が大変だと感じました。高松では文学館を見に行ったのですが、やはり時間が足りなかったです。香川は行きにくいとは感じませんが行くのに時間はかかってしまうので、欲張ってあちこち見たいとなるとやはり遠いなと思いました。
 丸亀は2年ぶりぐらいでしたが、丸亀城までの商店街のシャッターにいろいろなデザインが増えていました。旅行先の変化がわかるのはうれしい気持ちがします。次にいつ行くことになるかわかりませんが、もっといろいろな場所を見たいなと思いました。


《今回の一振》
 今回は重要刀剣の伝恒次の刀です。肌のきれいさがとても好みでした。全体のバランスもいいです。今回展示されていたものは、どれも本当に好みな刀だったので、数は多くありませんでしたが、解説も多くとても楽しい展示でした。