以前金沢に住んでいたこともありましたが、久しぶりに訪れました。4月26日にも行って刀剣を見たのですが、今回のほうがたくさん見たのでこちらのみ記録します。

《行った場所》
○兼六園
ご存じ日本三名園の一つです。行くまでの坂道が記憶にあったものより急だったので驚きました。中は観光客でにぎわっていました。外国の方も意外と多く見られます。

○金沢城
近年になって復元が進んでいる新しいお城です。公園として市民参加のスポーツイベントが開かれていて、地元の方がたくさんいらっしゃいました。これからどうなっていくのか楽しみです。

○石川県立博物館
今回の旅行の目的地です。加賀前田家百万石の名宝展が開催されていました。前の月に行った旅行では、同行者の関係で特別展を見られなかったため、二度足を運ぶことになりました。常設展では刀剣は展示していないようです。
主な刀剣
  ・太刀 銘 光世作(名物 大典太国宝/前田育徳会蔵
  ・太刀 無銘 義弘(名物 富田郷国宝/前田育徳会蔵
  ・太刀 無銘 正宗(名物 太郎作正宗国宝/前田育徳会蔵

(○石川県立歴史博物館)
前月に行きました。新しくなったばかりの博物館で、明るくにぎやかな展示内容でした。歴史博物館は地元のことを気軽に学ぶためにも、子供と一緒に楽しめる作りのほうが良いなと感じます。

○加賀本多博物館
石川県立博物館の隣にある博物館です。
主な刀剣
  ・刀 無銘 伝長船兼光 
他にもいくつかあったのですが、記録していたのはこれだけでした…。

○金沢神社

○武家屋敷・野村家
武家屋敷の中にある鬼川文庫で刀剣が展示されていました。
主な刀剣
  ・脇指 銘 清光
  ・刀 銘 加州住藤原信忠
  ・脇指 銘 河内守祐定

○尾山神社

○東茶屋町・宇多須神社

○近江町市場


《感想》
 昔住んでいたことはありましたが、どこも新鮮な気分で見られました。
 名刀の伝来などについて調べると、かなりの確率で加賀前田家が出てくるので、本当にすごかったのだと感じます。今もすばらしい刀をたくさん所蔵しているので、これからの展示情報が楽しみです。今回、太郎作正宗を鑑賞して、正宗の刀がとても好みだと感じました。各地で所蔵されているので、ぜひ展示されたときには、見に行きたいと思います。
 北陸新幹線のおかげで、関東からのアクセスが抜群によくなり、今回も日帰りという日程でしたが余裕をもって見て回ることができました。古い建物が多く残る街並みは、とても私好みでした。最近各地を旅行していると、災害や戦火から逃れて古い建物がたくさん残っているのは、貴重なことだなと実感できます。


《今回の一振》
 石川県立博物館の太郎作正宗です。どこがというのはわかりませんが、とても目をひかれました。ここから正宗の刀に興味をもち、一番好きな刀匠になりました。